別府城・竹田神社
加世田麓の中心にある別府城に向かいました。
別府城は、加世田城とも呼ばれ、1177年に別府忠明が築城しました。以後、300数年間、この地を治めましたが、1420年に島津久豊に降り、家臣となりました。その後の120年間は島津氏が加世田城の城主となりました。
この石段を上れば別府城跡で楽ちん、楽ちん。
あっけなく到着
明治に入ると、ここに加世田小学校が建てられたそうです。現在は移転しています。
加世田の町並みが一望できます。静かで良い眺めです。
竹田神社にも訪れることにしました。島津氏中興の祖・島津忠良(1492~1568年)を祭る神社です。
竹田神社はもともと保泉寺というお寺になり、日新公とも呼ばれた忠良の菩提寺となってからは日新寺となりました。しかし、明治の廃仏毀釈で廃寺。その跡地に竹田神社が建立されたそうです。
忠良といえば、人の道を教え諭した「いろは歌」を創作したことでも有名ですね。この歌は47首からあり、薩摩藩士の教育の規範となりました。境内にはこの47首が彫り込まれた石碑が建ち並ぶ「いにしへの道」があります。