続いて、今益稲荷神社へお参りしましょう。警固神社の境内にあり、かなり広く場所が取られています。
筑前国続風土記の警固神社絵図にも、こちらの神社が記されていました。オリジナルの御朱印や御守りも用意されていて、ほとんど独立した神社のような扱いです。
お稲荷さんなので、当然御祭神は五穀豊穣の神様「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」です。
さて、こちらのお稲荷さんのお狐様は、笑っている表情の笑いきつねとして知られています。確かに笑顔でほっこりしますね。お参りのあとに、この笑いきつねを撫でて帰ると、福がついてまわると云われています。
今益稲荷神社 社殿
さて、お参りしましょう。しかし、境内社とは思えないほど立派な社殿ですね。
実はこちらのお社には「笑いきつねと豆腐売り」という、博多の昔ばなしが残っています。
この神社で出会った子狐に油揚げを与えたら、それから商売が繁盛したというお話ですが、それ以来博多の人たちには、商売繁盛の神様として信奉されているそうです。
参道の突き当りにお神輿が飾ってありました。月華祭で使用されるお神輿でしょうね。毎年天神地区の主要な神社が合同で行っているお祭りです。
こちらは国体道路側の参道。
その他、境内にはなんと足湯まであります。本当に天神地区の人たちを癒してくれてますね。
また、霊験あらたかな御神水までいただけます。身近なパワースポットですね。
最後に、こちらが警固公園と接続している出入口です。