久留米藩御殿医のお屋敷
天気が良かったので、ちょっと行徳家住宅跡に行ってきました。
グーグルナビどおりに大分自動車道の高架下を走って、なんとか到着しました。国道386号を通れば、簡単に行けることが後に判明。。。有り難いことに駐車場がありました。
門をくぐると、スタッフの方がお庭の掃除をされていました。お声がけをすると、作業中にも関わらず、屋敷内を案内していただきました。本当にありがとうございました。
1842年の建築だそうです。
行徳家は久留米藩の御殿医だったそうで、この大きな札に書かれている「天龍丸」は行徳家が処方した薬の名前だそうです。
スタッフの方に言われて目線を上げると四角い箱が、、、これは久留米藩主の駕籠だそうです。説明されるまで、駕籠が吊されていることにさえ、気が付きませんでした。
行徳家に伝わる手紙や医療器具などが展示されています。
提灯。描かれているのは行徳家の家紋ですかね。
なぎなたが納められていました。行徳家の家紋とは違うので、どういう経緯でここにあるのかは不明だそうです。
天保3年の大阪の御殿医の番付みたいですね。行司の欄に行徳さんの名前があります。行徳家はもともと大阪で眼科医だったそうで、久留米藩に招へいされたそうです。左下に外科△、眼科◉、産科一など診療科とそれを表す記号が表で示されていて、行徳さんはもちろん◉となています。、、、気になったのは凶人×という記入が。この診療科は何なんでしょうね、後日気が付きました。スタッフの方に聞きたかったです。
お庭には藤の木が。花が咲いたらさぞかし美しいでしょうね。