8つの御社が鎮座する神社
天気が良かったので、ちょっと佐嘉神社に行ってきました。
佐嘉神社は佐賀藩10代藩主・鍋島直正と11代藩主・鍋島直大を祀る神社です。歴史をみると1873年に直正を奉祀するため松原神社に南殿を造営し、1912年には直大を合祀しました。その後、1933年に佐嘉神社を造営し直正の霊を遷座、1948年には直大の霊を合祀しました。佐嘉神社と松原神社は別々に運営されていましたが、1961年に運営が一本されています。
境内には佐嘉神社を含め8つの御社があり、このすべてを巡る「八社詣」は開運を招くと人気になっています。社務所で「八社詣之証」をもらい、各社に置いてある朱印を押していきます。
直正、直大を祀る佐嘉神社は文化、交通、学問の神となっています。
松原神社は、1722年創建で、藩祖・鍋島直茂を奉祀した神社です。1817年には直茂の祖父・鍋島清久と直茂の公室の彦鶴姫を合祀、さらに1872年に初代藩主・鍋島勝茂命を合祀しています。開運、勝利、招福の神とされています。
佐嘉荒神社は台所・厨房の神、松原恵比須社は開運・招福・商売繁盛・くじ当選の神とされています。
このほか境内に肥前の陶工が寄進した白磁の鳥居などもあります。