黒田家時代は現在の10倍近い敷地
茶室をでて引き続き、邸内を散策します。
池泉回遊式な感じが出てきましたよ。
邸内には涼しげで心地良い滝の水音が響いていました。
遠目にみるとよく計算して設計されているのが分かります、美しい。
この水は樋井川の水を引いているそうです、したがって水が綺麗です。
友泉亭がみえてきました、お茶を楽しんでいる方が多いですね。
ところで、歩いていると、道の脇に時々お墓のようなものが・・・
またこちらにもありました、あきらかに古い時代のお墓ですよね?
突然巨石のようなものも現れます。
北側に行くほど池が広がっています、水は澄んでいて大変綺麗です。
鯉の餌やり場も完備、また餌は100円で売っています。
都市伝説!?福岡城から続く秘密の抜け穴
古い井戸跡のようなものがありました。井戸といえば、福岡城の梅林の中にある井戸の中には、城外への脱出ルートがあるそうです。戦後に100メートルぐらい縄をつけてもぐって調査したそうですが、確かに抜け穴があって友泉亭方面へ続いていたとか。
この他にも、寺塚にある穴観音にも脱出ルートが存在したとの言い伝えが残っています。確かに福岡城を設計したのは、あの軍師官兵衛ですから、籠城時の脱出ルートをいくつか確保していたと考えるのは自然な事なのかもしれません。
根府川石
このように池の浅瀬には飛び石で渡れるように工夫がしてありました。
庭園に使われている石の中には、江戸から運ばれた貴重な石もあるようです。現在ではほとんど産出しないとか。
池のところどころに配置されている石。
色々な角度から楽しむことができます。