日本三名橋のひとつ

天気が良かったので、ちょっと眼鏡橋に行ってきました。
眼鏡橋は全国各地にありますが、わたしは長崎市の眼鏡橋が一番好きです。実は、東京都中央区の「日本橋」山口県岩国市の「錦帯橋」と並び日本三名橋に数えられます

その歴史は古く、1634年に興福寺の黙子如定禅師が架設しました。長さは22m、幅は3・65mで、日本初のアーチ式石橋です。橋は半円ですが、川面に映っしだされた姿が眼鏡のように見えることから、この名前がついたといわれます。

眼鏡橋が架かる前の中島川では、氾濫のたびに橋が流出されていたそうで、中国から職人を呼び寄せて眼鏡橋を建設したといわれています。以後、数々の水害に耐え、1982年の長崎大水害では損壊こそしましたが、流出は免れました。川面までの高さは5・46mほどあります。

眼鏡橋はいつ見ても美しいですが、毎年5月下旬から6月中旬にかけて行われる「ながさき紫陽花まつり」の時期に訪れるのもオススメです。このイベントは長崎市の「シーボルト記念館」や「中島公園」などで行われているもので、開催期間中は約20種類、3500株の「あじさい」が咲き誇ります。