400年語り継がれる羽犬伝説

天気が良かったので、ちょっと羽犬塚の像に行ってきました。
筑後市には、羽を備えた犬の像が各所にあります。市には羽犬塚という地名やJR羽犬塚駅もあり、この羽犬は地元で大変、親しまれています。

羽犬塚駅
羽犬塚駅前にある像

この羽犬にまつわる言い伝えが約400年前から存在します。豊臣秀吉が九州の島津征伐のために遠征した際、この地に羽の生えたどう猛な犬に行く手を阻まれ、大軍をもってなんとか、退治しました。秀吉は、犬の強さに大いに感服し、塚をつくり犬を丁重に葬ったとか。。。

山の井交差点の羽犬

また、九州遠征に羽が生えたように跳び回る犬を秀吉が連れて来たという話しもあります。その犬は筑後の地で病気で死んでしまい、悲観に暮れる秀吉をみかねて、家臣らが塚をつくったとも。

羽犬塚小学校正門南にある羽犬像

いずれも根拠のない伝承ではありますが、羽犬は市のマスコットキャラクターにもなるほど、親しまれています。