供養の為のお地蔵さまから祈願の場へ
福岡の筑肥新道を小笹から笹岡に向かっていると、左手に地蔵群がみえてきます。
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以前より通るたびに気になっていたお地蔵様。どうやら享保の大飢饉で亡くなった人たちを供養するためにつくられたもののようですね。黒田藩は特に被害が酷く、藩人口の3割近くの人々が亡くなっています。
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当初は供養の為に作られた六地蔵でしたが、だんだんと数が増えて色々な祈願する人も増えてきたようです。
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地域住民の方が清掃やお手入れをされているようです。
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微力ながら協力してきました、本当に微力ですが。。。
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裏手には墓山が、どこかにお寺もあるのですかね?
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六地蔵というのは、諸説ありますが、地蔵菩薩が六道に行くために姿を変えたものだと言われています。六道とは、私たちが生まれ変わる可能性があるすべての世界です。「地獄道」「餓鬼道」「畜生道」「修羅道」「人間道」「天道」で六道です。