龍馬や武市も寄宿した土佐藩中屋敷

今回は築地に朝食を食べにきたついでに、周辺を散歩してみます。

市場は移転しましたが、しかし場外市場は観光名所としてまだまだ人気があります。

築地は元々は江戸時代の埋め立て地でしたが、土佐藩山内家が拝領して築地邸(土佐藩中屋敷)が建てられました。そして幕末の志士として有名な坂本龍馬武市半平太岡田以蔵なども、江戸留学中は中屋敷に寄宿して剣術修行を行っています。

武市が塾頭を務めた桃井道場は300mほどしか離れていなかったのですね。

桶町の小千葉道場も徒歩15分弱、藩邸はとても便利な場所にあったようです。

現在は中央区役所になっている為、当時を示すものは看板しかありません。そして、この藩邸で起きたのが山本琢磨事件です。山本琢磨は龍馬の従兄弟で、武市の妻・富子とも従妹にあたり、二人とは親戚関係にありました。

ある日、酒に酔った琢磨が、通りがかった商人にからんで、落としていった時計を売り払って着服しました。後に明るみになり罪を認めた琢磨でしたが、切腹を言い渡される恐れがある為、仲間たちの手引きで脱出しました。

そして、脱出後は流浪の旅をしながら北へと逃げ続け、最終的に蝦夷地・函館にたどり着きます。

そして、この土地で布教にきていたニコライと出会います。その結果ロシア正教の日本人信者第一号になり、司祭として大正時代になるまで活動をつづけました。

山内家が居住した土佐藩上屋敷

ちなみに土佐藩邸上屋敷は現在、東京国際フォーラムになっています。上屋敷は大名とその家族が居住し、江戸における藩の政治的機構が置かれた屋敷で、江戸城に一番近い場所に建てられます。

2017年、坂本龍馬桂小五郎が土佐藩上屋敷で試合をした記録が発見され、話題を呼びました。

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