戦中まで存在した幻のケーブルカー
愛宕山ケーブルカー跡地という看板をみつけました。愛宕神社の参道が終わる地点、甘味処の岩井屋さんの真横あたりです。
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実はここ愛宕神社には、昭和初期から戦中まで実際にケーブルカーが引かれていました。それだけ参拝客が多かったようですね。
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とりあえず階段を登ってみます。地元有志の方達によって、細かい説明板が設置されています。
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なだらかな坂道を登っていきます。
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何もない空き地に出ました。しかも、見晴らしも悪いです。この空き地をさらに奥へ進みます。
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平らな土地で、人の手が入っているのが分かりますね。
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しばらく進むと、剝き出しのコンクリートが現れます。ここが愛宕山ケーブルカーの山上駅跡です。
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下の乗り場は202号線沿い、現在の碇整形外科のあたりに乗降場があったそうです。所要時間は約5分、運賃は20銭でした。
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こちらはロープウェイに動力室。説明がロープウェイだったりケーブルカーだったり、どちらが正しいのでしょう?
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こちらはロープウェイ乗降場跡。確かにそれらしい形が残っていますね。
愛宕山ケーブルカーは戦中には利用者が減って採算が取れなくなり、鉄材を戦時徴用されてしまった為に廃止されてしまいました。
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帰りはもう一つの出入口、音次郎稲荷神社の方へ降りました。
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見晴らしが良い訳でもなく、特に何があるという訳ではないですが、廃墟好きな方にはおすすめのスポットです。