菊池氏3代を祭る神社
天気が良かったので、ちょっと菊地神社に行ってきました。
菊池一族は、平安時代から室町時代にかけて九州北部に勢力を置いた豪族です。源平合戦や蒙古襲来の文永の役、弘安の役でも大活躍しました。
創建は明治になってからで1870年。この時の主祭神は菊池氏第12代・菊池武時、配祀神は第13代・武重と第15代武光を配祀神としました。後に武重、武光も主祭神に加えられます。
南北朝時代には菊池武光が南朝方として、九州を南朝一色に染め上げるなど、大いにその武勇を発揮しました。時代が明治になると、皇統は南朝が正統とされたため南朝忠臣の菊池一族の末裔は男爵に列せられます。公家や大名出身または、維新の功労者でもない家が華族に叙せられるのは珍しいパターンですよね。
交通安全の祈願として自動車のお祓いを行っているみたいです。全国の所々で見かけますよね。
手水舎の水は、1931年に昭和天皇が菊地神社を親拝された際に、神社の北2㎞先から導水されたものだそうです。