慶長年間より四百年以上続く歴史ある窯元
沈壽官窯を訪問しています。前回は登り窯を見学したので、続いて実際に焼きあがったものをギャラリーで拝見します。
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二階がギャラリー、そして一階が売店になっています。中に入ると高級そうな白薩摩がズラリと並んでいます。
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朝鮮から連れてこられた陶工達は、白い焼き物を作れと命を受けて、なんとか見つけ出した白土の焼物が薩摩焼のはじまりだと言われています。島津家はこれを独占し、庶民には黒い器の使用だけを許したそうです。
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大河ドラマ「篤姫」では、将軍家へ嫁ぐ際に、婚礼の品で薩摩焼を持ちんこんでいましたね。
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さて、十分に作品を堪能したので、続いては売店で実際に購入します。比較的お手頃な価格の品もありました。
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こちらは秘蔵品の収蔵庫で有料ですが、商品を購入するとチケットを頂けました。
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他にも、敷地内にはいくつかの家屋と茶室などもあります。
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作家・司馬遼太郎氏もこちらを訪れているそうです。
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茶寮です。喫茶や食事も楽しめます。美山散策の休憩に良いですね。
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中庭にも大きな壺?がオブジェとして置かれています。
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これは何だろう?朝鮮に由来する置物か何かでしょうか?どこかで観たことがあるような・・・
沈壽官窯 正門
実は、今回駐車場の裏口から入ってしまいました。正しい門はこちらのようです。
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あの天璋院篤姫もこちらの門をくぐって訪問されたのだとか。
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そして横には石敢當です、中国が発祥の魔除けですね。日本では沖縄で多くみられます。
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最後に表札です。沈家は代々薩摩藩の陶器所を主宰し、実は六代目以降から郷役人も兼ねていたそうです。
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