漁師町に勧請された天神様
水町天満宮へやってきました。恵比寿信仰の盛んな漁師町では珍しく、天神様を祭ってあります。
奥行きのある結構広めな社殿に、そして立派な標柱と鳥居があります。
道を挟んで反対側には町の集会所になっています。これは神社あるあるですね。
さて、標柱と鳥居をくぐってお参りしましょう。
扁額の文字が達筆すぎて読めない・・・天満宮と書いてあるのでしょうが。
立派な銅製の御由緒がありました。しかし、色が落ちてしまったのか読み辛いです。
そして寄附金の石碑などもあり、昔からこの町で信奉されているのが分かります。
手水鉢の水は止められているようです。
さて天満宮といえば梅の木、こちらにも植えられていますが、開花の時期は過ぎました。
水町天満宮 社殿
こちらの神社は福岡城が解体されることとなった際に、ここへ奉遷されたものだそうです。明治中頃の事なので比較的新しいですね。
社殿に掲げられたこちらの扁額ははっきりと読み取れます。
昭和の頃までは、こちらの神社でも毎年お正月に鬼すべ行事が行われていたそうです。そして、お汐井取りなどの行事も行われていたそうです。しかし、現在はなくなってしまったようですね。