ユネスコ世界記憶遺産を含めた約1万5千点の石炭関連資料
石炭記念公園内に建てられている 田川市石炭・歴史博物館 へ行ってみました。
田川市石炭・歴史博物館は、石炭を主テーマとするユニークな博物館として、約1万5千点の石炭関連資料、そして田川に関連する文化財などが展示されています。
入館の際に撮影の許可を求めたら、1階のみ撮影OKということだったので遠慮なく。
田川市石炭・歴史博物館
石炭に関する展示パネルが続きます、まさに社会科見学!
次に石炭王と呼ばれる人たちの紹介です。麻生副総理の曾祖父にあたる麻生太吉や、朝の連ドラ「花子とアン」に登場した伊藤伝右衛門が有名ですね。
さて、こちらのコーナーでは三井田川炭鉱に関する詳細なデータが展示されています。
採掘の際の道具や装備品の紹介、さらに実物がショーケースに保存されています。
採掘道具が進化してゆく過程が分かりやすく、そして詳細に展示されています。
採掘用の機械類も本物が展示。
こちらでは、手掘採炭していた頃の道具がパネルと共に紹介されています。
しかし、これだけ機械があると操作を覚えるのも大変そう。
こういった施設にはつきものの人形がありました。それにしても女の人もトップレスで働いていたのですね。
木の枠組みで支えがつくってありますが、しかし落盤事故があったらすぐ折れそう・・・
本物の石炭が展示してありました。「黒いダイヤ」と呼ばれるだけあって綺麗ですね。
その他、鉄道の運搬に関する展示物など多種多様。
運搬に使われていたSLのミニチュアなども、ちなみに外には本物が展示してありました。
実は石炭資料の他にも、田川市石炭・歴史博物館には田川地域に関する様々な展示物があります。
こちらでは筑豊を舞台にした作品が紹介されています。
山本作兵衛コレクション
2階にはユネスコ「世界の記憶」(世界記憶遺産)に日本で初めて登録された、山本作兵衛コレクションが展示されていました。
しかし、残念ながらこちらは撮影NGの為、公式YouTubeをどうぞ。