右も左も1度はおいで
天気が良かったので、ちょっと知覧特攻平和会館に行ってきました。
太平洋戦争末期に旧日本軍が行った必死条件の体当たり作戦「特攻」は広く知られていますが、航空機による特攻の半数以上が、南九州市知覧町から行われました。知覧特攻平和会館では、特攻隊員の貴重な遺品や資料を展示しています。
この写真だと小さな建物のようですが、遺品室、疾風展示室、戦史資料展示室、企画展示室、震洋艇展示室、零戦展示室、視聴覚室、講話室などがあり、広いです。残念ながら館内は撮影禁止でした。よく見てもらいたいのは特攻隊員の写真と手紙です。訪れたの夏場だったので汗だくで入館したのですが、写真や手紙の前で、目からも大量の汗が流れてきました。。。。
知覧の特攻隊を語る上で、鳥濱トメの存在は外せませんね。富屋食堂を営み多くの特攻隊員の面倒を見て「特攻の母」と慕われた方ですね。トメと特攻隊員の交流は石原慎太郎が製作総指揮・脚本を手がけた「俺は、君のためにこそ死ににいく」の題材となりました。
知覧特攻平和会館に鳥濱トメの味をそのまま引き継いだ知覧茶屋という食堂があります。実のお孫さんが切り盛りされているそうです。
食事したかったのですが、満席ということで断念。次回は食べられたら嬉しいです。