藩祖・黒田如水の隠居館
お花見シーズン真っ盛りですね。福岡でお花見といえば舞鶴公園というほど、人気の福岡城跡へ行ってきました。
平日なのに凄い人です、春休みだから学生さんも多い。
今日は舞鶴公園ではなく、比較的人が少ない御鷹屋敷跡の方へ行ってみます。
御鷹屋敷は藩祖・黒田如水(官兵衛)の隠居場所ですね。筑前国続風土記にもその旨の記載があります。
筑前国続風土記巻之三 福岡城
「城内のいぬゐに小高き山あり。是又本丸より高かりしかば、山をならしてひきゝ岡とし、如水公の兎裘の宅地とせらる。」
確かに記述通り高台にあります。御隠居として城内に目を光らせていたのでしょうね。
現在は牡丹・石楠花・桜などの花木が植えられており、4~5月は沢山の人で賑わいます。
それにしても桜の淡いピンクは癒されますねー、歩いているだけで春を感じられます。
軍師としては天才と謳われた官兵衛。しかし才がありすぎて主君の秀吉に警戒されてしまい、かなり早くに隠居しました。隠居後も関ケ原の戦いまでは虎視眈々と天下を狙っていたのですが・・・
色々な策謀をこの地で巡らせていたのでしょうか。
桜以外も楽しめる市民のオアシス
桜以外の花の見ごろはまだ先のようです。綺麗に手入れされていますね。
お花がない時期は本当に閑散としていて、一人になりたいときなどに重宝する場所です。
となりの広場とはかなり高低差があります、確かに高台になっているのが分かりますね。
塩見櫓とほぼ同じ高さです。
すぐ後ろに高層ビル、大手門はビジネス街です。飛行機が低空飛行しているのが福岡っぽいですね。
それにしても見事な満開っぷりです。この状態なのは大体3日ほどでしょうか。
ソメイヨシノ以外の桜もありました。こちらも風情があって良いですね。