伝説の千里飛石が鎮座する

千里地区にある三所神社です。西区には他にも同名の神社がありますが、三つの神社を合祀して祀っているため、この名前になったようです。

こちらのお社も、周辺は田畑が広がっています。この辺は田園地帯ですね。

境内にはいると、見事な藤棚が目に入ります。

御本殿です。しかし地域のお社の為、賽銭箱などは見当たりません。

もちろん水道型ですが手水舎も完備しています。

三所神社の由来です、戦国時代に創建されたようです。御祭神は彦火火出見尊、山幸彦の名前での方が有名ですね、天照大神 のひ孫にあたります。

神殿内部です、綺麗に手入れされていますね。

この神社には周辺地域の地名の元になった、千里飛石の伝説があります。

千里飛石
ある年の大晦日の深夜に轟音と共に大地震があり、周辺の村人は大騒動になりました。村人が様子を見にいくと田んぼに大石が突き刺さっています。占いで神意を伺うと、この大石は千里の遠い高麗の国から飛来したものだというお告げで、注連縄を張って祭るようになりました。

伝承から推測すると、どう考えても隕石ですね。かなり巨大で迫力があります。この騒動で大晦日は正月の準備どころではなくなったため、この地域では注連飾りをしない習慣になったそうです。

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