聖徳太子がつくった阿弥陀如来像

西町観音は明治通りの地行交差点から南に入って、少し歩いた旧唐津街道沿いに鎮座されています。

御本尊は近所の鳥飼八幡にお祀りされていたようですが、明治の廃仏毀釈の折に、仏像に害が及ぶ事を恐れ、こちらにお堂を建てて移されました。

その為、鳥飼八幡宮からも50mほどしか離れておらず、合わせて気軽にお参りできるようになっています。

参道右側に御由緒のような文字が彫られた石碑が立っています。しかし、何と書いてあるのか判読ができませんでした。

さて、お参りしましょう。入ってすぐに井戸のようなもの。手水舎として使っていたのでしょうか。

そして、奥二は何かの石柱が残っています、記念碑か何かでしょうか。

西町観音

実はこちらの御本尊の阿弥陀如来像は、享保5年に黒田家の庄野彦左衛門が、豊前から鳥飼宮の本地仏として遷座したもので、聖徳太子の御作だと伝わっています。

しかし、残念ながら中を拝観する事はできませんでした。説明書きとお祭りの日程がかけられています。

そして、こちらのお堂は福岡市新四国霊場第六十一番に選定されていました。

また、綺麗な生家が活けられています。お堂内も綺麗に清掃が行き届いています。

最後に略縁記です。明治以降は地行の真福寺を受持として町内の守護仏として祀っている事などが書かれています。

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