豊前から長政を慕って遷座
大通寺は旧唐津街道沿い、鳥飼八幡宮の隣に位置する日蓮宗のお寺です。
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元々は豊前にあったお寺ですが、黒田家が転封する際に、筑前へついてきたようです。詳しい記述が筑前拾遺に記録されています。
大通寺
筑前国続風土記拾遺 巻之二 西町
岡徳山と号す。日蓮宗京都妙願寺に属す。開山の僧を大通院日圓といふ。初豊前國に在。慶長六年興雲公を慕ひ奉り、筑前に来り福岡材木町に寺地を賜はり一字を建て長福寺と号す。日圓は元和四年十月十三日寂す。寛文十一年七月日照が代に至り境地の狭少なるを欺き請て西町に移せり。
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参拝客用の広々とした駐車場を完備しています、さらに入口が広くてとても停めやすい。
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そして、駐車場の道とは別に、参道もしっかりと整備されています。
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さて、立派な山門をくぐって境内へ入りましょう。
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しかし、この立派な山門も寄附とは凄いですね。
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門を抜けてすぐ右側に、石仏群が小高い位置に置かれています。
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そして門から真っ直ぐ進むと、ご住職の自宅っぽい建物があります。
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外からは分かりづらいですが、実はかなり広々とした境内です。
大通寺 本殿
こちらが大通寺本殿になります。岡徳山ってどういう由来なのですかね?
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残念ながら拝観はしていませんが、本堂内には日蓮の一生を描いた絵が多数飾られているそうです。
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最後にお墓エリアへ向かう為の通用門、日中は開けっ放しになっています。
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さらに境内にも、永大供養の塔がありました。
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実は享保2年に寺号を長福寺から現在の大通寺に改めていますが、これは当時の将軍・家重公の幼名が長福であった事が理由のようです。